第61回シェイクスピア学会が、2023年10月14日（土）、15日（日）の2日間にわたり、立正大学品川キャンパス(〒141-8602東京都品川区大崎4-2-16) にて開催されます。会員のみなさまには、8月下旬から9月初旬頃にプログラム・資料が届きます。今大会では、4年振りとなる懇親会も開催されますので、ぜひふるってご参加ください。

主催：日本シェイクスピア協会

10月14日（土）

13.00　開会式・フォーラム　

　　開会の辞　日本シェイクスピア協会会長　篠崎 実

　　開催校挨拶　立正大学文学部長　村上 喜良

　　フォーラム　

14.00-17.00　研究発表

　第1室　　　　　　　　　　　　　　

　　　　司会：早稲田大学教授　冬木 ひろみ 

　　第1発表：14.00-14.40

　　インターディシプリナリーな批評としての性格批評 ― 性格批評はいかに学問化したか 

　　　　新潟大学博士研究員　風間 彩香　

　　第2発表：14.45-15.25

　　中断と再開の狭間でⅡ― F『ロミオとジュリエット』の最終頁

　　　　慶應義塾大学教授　英 知明　

　　　　Chair: Shoichiro Kawai (Professor, University of Tokyo)

　　Session 3: 15.35-16.15

　　The Shakespeare Fourth Folio (1685) and the Network of the Printers 

　　　　Mariko Nagase (Associate Professor, Kyushu Institute of Technology)

　　Session 4: 16.20-17.00

　　The New Oxford Shakespeare: Aims, Scopes, and Functionalities

　　　　John Jowett (Emeritus Professor, University of Birmingham) 

　第2室　

　　　　司会：大阪大学教授　中村 未樹

　　第1発表：14.00-14.40

　　『ロミオとジュリエット』の映画作品におけるサムソンの指噛みジェスチャーに関する一考察

　　　　龍谷大学准教授 吉村 征洋                      　　　　　　　　　　　　　　　　

　　第2発表：14.45-15.25

　　『ロミオとジュリエット』と冒険商人                   

　　　　福岡大学教授  鶴田 学

　　　　司会：清泉女子大学教授 米谷 郁子

　　第3発表：15.35-16.15

　　王を演じる ―『リチャード2世』に見るリチャードの演技性 

      　　国士舘大学准教授 利根 有紀　

　　第4発表：16.20-17.00

　　John Webster, The Duchess of Malfi  ― 参照性のドラマトゥルギー

      　　筑波大学教授 佐野 隆弥　

　第3室

　　　　司会：東京家政大学教授 石塚 倫子　

　　第1発表：14.00-14.40

　　イアーゴの毒とオセローの魔術 ― 本草書を通してみる『オセロー』

　　　　就実大学講師 雨森 未来　

　　第2発表：14.45-15.25

　　『アテネのタイモン』にみる病気　　　　　　　　　　　

　　　　日本赤十字看護大学准教授　遠藤 花子　　

　　　　司会：甲南大学教授 杉浦 裕子　

　　第3発表：15.35-16.15

　　『ウィンザーの陽気な女房たち』における“buck”の暗示する浄化の過程でのダメージと“buck”の多義性が果たす役割 ― 洗濯かご（buck-basket）を中心に                

　　　　上智大学非常勤講師　武岡 由樹子　

　　第4発表：16.20-17.00

　　“[H]eaven finds means to kill your joys with love”: A Study of Two Ideas of “Love” in Romeo and Juliet with Reference to Its Sources

　　　　東洋大学教授　田中 一隆　

　第4室　　 

　　　　司会：駒沢女子大学教授 松山 響子

　　第1発表：14.00-14.40

　　子ども向け再話物語『テンペスト』の変遷

　　　　岐阜市立女子短期大学専任講師 鈴木 辰一　　　　　　　　　

　　第2発表：14.45-15.25

　　『テンペスト』における動物・怪物・人間　　　　　　　　　

　　　　明治学院大学准教授 本多 まりえ

　　　　司会：秋田大学名誉教授 佐々木 和貴　

　　第3発表：15.35-16.15

　　『ヨークシャーの悲劇』における救済の可能性

　　　　大手前大学講師 森井 祐介

　　第4発表：16.20-17.00

　　公衆劇場での仮面劇上演 ― ミドルトンとローリーのThe World Tossed at Tennisをめぐって 

　   　　大東文化大学教授 田村 真弓

10月15日（日）

10.00-12.00 特別講演　

　　　　司会：九州大学准教授　大島 久雄

　　劇場的空間としての動物園 ― アニマル・ヒストリーの課題と可能性

　　　　東京外国語大学准教授　伊東 剛史

12.00-13.00　昼休み

13.00-16.00　セミナー

　　セミナー 1　

　　シェイクスピアと古典古代

　　　　コーディネイター：清水 徹郎 (お茶の水女子大学名誉教授)

　　　　メンバー：佐藤 達郎 (日本女子大学教授)　

　円浄 ゆり (同志社大学助教)

　　　　ゲスト・メンバー：日向 太郎 (東京大学教授)

　　セミナー 2

　　承前啓後のシェイクスピア映画

　　　　コーディネイター：松岡 浩史 (熊本大学准教授)　

　　　　メンバー：小泉 勇人 (東京工業大学准教授)

　冨村 憲貴 (熊本大学准教授)

　吉原 ゆかり (筑波大学教授)

　　　　コメンテイター：森 祐希子 (東京農工大学名誉教授)

　　セミナー 3

　　『ロミオとジュリエット』を読む

　　　　コーディネイター：高根 広大 (志學館大学准教授)

　　　　メンバー：木村 マリアン (京都女子大学教授)

　坂本 晃平 (京都大学大学院博士後期課程)   

　髙橋 明日香 (聖心女子大学非常勤講師)

　棚町 温 (福岡大学講師)

　廣野 允紀 (広島修道大学契約講師)

　　　　コメンテイター：末廣 幹  (専修大学教授)

懇親会

　　日時：10月14日（土）17.30-19.00

　　会費：3,000円（事前申し込み制）

　　（申し込み方法等の詳細は、冊子プログラムと当ホームページの会員限定ページに記載します。）