シェイクスピア学会

2014.03.04お知らせ

第53回シェイクスピア学会研究発表ならびにセミナーメンバー募集のお知らせ(締め切りました)

第53回シェイクスピア学会は、2014年10月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり、学習院大学(東京都豊島区目白)において開催されます。つきましては、下記により研究発表ならびにセミナーメンバーを募集いたします。応募規定をご覧の上、奮ってご応募ください。

研究発表

【応募要項】(締め切り日にご注意ください)

1. 一般研究とし、テーマを問いません。ただし、未発表のものに限ります。
2. 応募者は研究発表概略(和文4,000字以内、または英文1,500 語以内)を5部ご提出ください。
3. 書式はA4横書とし、ワープロ使用の場合は行間を十分に取ってください。
4. 学会プログラム資料原稿用に、研究発表要旨(和文400字、または英文150語以内)を1部ご提出ください。
5. 簡単な経歴書を1部添えてください。
6. 応募原稿は返却いたしませんのでコピーをお残しください。
7. 締め切りは2014年6月20日(金)(事務局必着)です。
8. 審査結果は7月中旬に応募者あてに通知いたします。
9. 郵送先は、日本シェイクスピア協会事務局にお願いいたします。
10. 日本シェイクスピア協会会員であること(=当該年度の会費納入者)が応募の資格です。

セミナー

大会2日目に以下の2つのセミナーを企画しました。

【応募要項】(締め切り日にご注意下さい)

1. 下記セミナーのうち一つにのみ応募できます(応募は会員に限ります)。
2. ご希望のセミナーテーマ・ご発言の主旨を、日本語200字以内(または英語100語~150語)にまとめ(書式自由)、氏名、所属・肩書き、連絡先住所・電話番号・メールアドレスを明記の上、協会事務局あて郵送してください。
3. 応募締切は2014年5月1日(木)(事務局必着)です。
4. 各セミナーとも、コーディネイターと協議の上、メンバーの数を限ることがあります(コーディネイターは会員外のゲストを1名入れることができます)。
5. 応募の採否については6月下旬までに本人宛に通知します。
6. セミナーメンバーに決定した方は、研究発表に重ねて応募することはできませんので、ご注意ください。
なお、各セミナーの ①コーディネイター、②テーマ、③指針は次の通りです。

《セミナー1》

①浜名 恵美(筑波大学人文社会系教授) ② 世界シェイクスピア上演:多言語上演から超言語的上演まで ③ 世界各地で行われているシェイクスピアの上演に関して、多言語主義(multilingualism)と超言語主義(translingualism)の立場から検討する。多言語上演の場合には、舞台上で複数言語が併存しているにとどまるが、超言語的上演の場合には、舞台上では複数の言語間でダイナミックな相互作用が行われる。 シェイクスピアの生きた時代のロンドンは、多言語的な空間であっただけでなく、超言語的な実践の空間であったとも考えられるが、シェイクスピアのテクストは多言語的な実践や超言語的な実践をどこまで描いているのか、また今日の世界の上演はそうした実践をどのように行っているのか、そして、それはどのような意義、可能性、課題をもっているのかを、理論と実践の両面から新たに解明することをめざす。 なお、海外の研究者を招聘予定ですので、このセミナーの使用言語は英語になる可能性があります。

《セミナー2》

① Angela Kikue Davenport(Lecturer, Tokyo Women's Christian University) ② Digital Humanities and the Future of Renaissance Studies ③More than a decade has passed since the revolutionary online database Early English Books Online was introduced("The Early English Books Online Text Creation Partnership" is partnered between ProQuest LLC, the University of Michigan, and Oxford University). In the UK and the US every Renaissance scholar has benefited enormously from this project, and in recent years collaboration among scholars, software engineers, librarians and archivists has led to a proliferation of such databases, including such exciting tools as Broadside Ballads Online, The Map of Early Modern London, and Verse Miscellanies Online, resulting in a great increase in the number of archive-driven studies. In this respect Japan is very much behind, and the seminar hopes to introduce the significance of the development and use of such tools and to consider the prospects for Renaissance Studies through their use. Anybody who is interested in and enthusiastic about digital humanities is welcome to join the seminar, which will be conducted in English.