シェイクスピアの悲劇(研究社出版、1988)

[25周年記念]

はしがき (小津次郎)i
『リチャード三世』と悲劇の視点(中野春夫)3
絶望するリチャード —— 神学的コンテキストからの試み(井出新)23
『ハムレット』 —— ステージとページのはざまで(篠崎実)46
復讐者不在の復讐劇 —— 『ハムレット』研究(中安智子)65
三人のガートルード(上野美子)85
異邦の異邦人 —— 『オセロー』と他者の問題(大橋洋一)111
ヴェニスの中のサジタリー —— 『オセロー』の悲劇的テキスト性(荒木正純)131
「この死んだ人殺しと鬼のようなその妃」 —— 『マクべス』再考(楠明子)148
『アントニーとクレオパトラ』と悲劇のゆくえ —— 「エロス的原理」の世界(今西雅章)168
『コリオレイナス』 —— 悲劇と両義性(本橋哲也)187
コリオレイナスの悲劇とその演劇的表現の獲得(依田義丸)209
シェイクスピア悲劇における「選択」と性格発展 —— 〈幼児の主題〉に照らして(百瀬泉)229
二十世紀のシェイクスピア悲劇論
一 悲劇をとらえる方法とその意味 一九六〇年代まで(藤田実)254
二 多様化と特殊化 一九七〇年以降(岡本靖正)267
参考文献
巻末

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    記念出版のお知らせ


    『甦るシェイクスピア』


    没後400周年を記念した本論集では、日本シェイクスピア協会に所属する俊英13名が、シェイクスピアの劇作品に真っ向から取り組んで、作品解釈のさらなる可能性を追求する。協会設立55周年記念論集。

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    『シェイクスピアと演劇文化』


    日本シェイクスピア協会の錚々たる研究者12名が刺激的な論を展開。多彩なアプローチで鋭く切り込み、シェイクスピアとイギリス・ルネサンス演劇の多面性に迫る。死後400年近く経ちながら、いまだに色褪せない魅力をもつシェイクスピアと彼を取り巻く世界を鮮やかに分析。1961年に発足し、常に日本のシェイクスピア研究を牽引してきた協会の創立50周年記念にふさわしい、切れ味鋭い記念論集。

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